エコー検査の紹介

腹部超音波検査とは・・・

  1. 特徴
      基本的に無侵襲なため繰り返し被爆の心配もなく検査ができます.
      リアルタイムに任意の角度での断層像が観察できます.
      血液の流れる方向やスピードの評価ができます.
  2. 一般的な検査部位
      主に肝臓,胆嚢,総胆管,膵臓,脾臓,腎臓を検査しています.
  3. 原理
     プローブと呼ばれる探触子から発せられる超音波は生体内の組織境界で反射と透過を
     繰り返します(音響インピーダンスの差による).反射して返ってきた超音波をプローブが
     受信しその強さを明るさにして画面に表示すると断層像が得られます(Bモード).
     画面表示はほぼリアルタイムに表示ができその時の体内の状態が見たい角度から
     観察可能です.
  4. 検査所要時間
      検査に要する時間は10分~30分です.
  5. 検査のための注意事項
      検査目的によりますが,基本的に午前の検査の場合は朝食は抜いて下さい.
      砂糖やミルクの入っていないお茶等は多少飲んでも構いません.
      午後の検査の場合は軽めの朝食でお願い致します.
      検査当日は上着は脱げるような服装で来院して下さい.
      痛い所や気になる所があれば遠慮せず検査担当に申し出て下さい.
     ※食事による影響とは・・・・
      食事をする事によって胆嚢が胆汁を出すために収縮し,胆嚢の評価が困難になります.
      胃の中に食べ物が入ると胃の裏にある膵臓が見えにくくなります.
  6. 検査の方法
      部屋はモニターを見ながら検査するため暗く致します.
      上着は脱いで頂きますが、検査直前まではタオルケットを掛けてお待ち頂きます.
     お腹に超音波ゼリーを塗布しプローブを当てますが、その時やや強めに押さえるため
     検査部位によっては多少圧迫感を感じるかもしれません.
      検査の時には呼吸が大事です,検査担当者の指示にしたがって腹式呼吸で大きく
     深呼吸して頂き、呼吸を止めて頂いている間に臓器を観察します.
     逆に息を吐いて頂いたり、少しだけ息を吸うといった事もして頂く事もありますが
     全て検査担当が指示を出します.
     呼吸はなるべく止めて頂きますが苦しい時には無理に止めている必要はありません.
     観察する臓器によっては体位変換や座って頂く事があります.